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「ジリリリリリリリリリリリ!!」
目覚まし時計がうるさく俺の部屋に響いた。
俺はこの不愉快な音を止めるべく、枕元にある目覚まし時計のスイッチを押した。
時計は朝の7時30分を指している。
「やばっ、セットし間違えた」
俺がこれから通う高校は電車を使わなくちゃならない。
まず、駅まで約10分
学校がある駅まで約30分
そして駅から学校まで約20分、計1時間程かかる。
朝のHRが始まる時間は8時30分だ
マズイ、このままだと遅刻してしまう、さすがに初日から遅刻したくない。
俺は急いでまだ新しい制服に着替え、顔を洗い、朝食をとりにリビングへとかけていった。
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