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俺の部屋は2階、リビングは1階
俺の部屋とリビングはちょうど対局になっているので一番離れている。
リビングにたどり着くと何やら声が聞こえて来た…母だ。
母「一也、ご飯できてるから早くすませちゃいなさい」
一也「うん」
朝食は……目玉焼きだった、少しテンションが下がった。
母「学校は何時から始まるの?」
母が不安げに尋ねる。
一也「8時……50分からだよ」
嘘をついた、母も登校にかかる時間を知っているからうるさく言ってきそうだったので。
母「そう、ならいいんだけど」
母は疑う様子もなくソファーに座り一休みした。
朝食をすませ、歯を磨き玄関へと向かった携帯で時間を確認してみる。
時刻は既に7時45分をまわっていた
やっべぇなこりゃ完全に遅刻だわ。
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