挨拶~前編~

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?:流石だな、佐助(上から降りて来る)いつから気づいてた?   甚:あ、才蔵さん。お帰りなさい   猿:幸村達が来た辺りだ。で、いつからいたんだ?   霧:ただいま、甚八。大体そのくらいだ…そういえば、此処に来る途中、鎌之助が寺に入るの見かけたから、そろそろ彼らを連れて来るだろうな   甚:……(無言で辺り見渡し近くの部屋に行く)   十:あいつも、丁度良い具合に帰って来るなぁ。あいつらも一緒だろ   海:そうですね…元々、全員で挨拶するつもりでしたし、良いんじゃないですか?   真:そうなると、残るは望月だけだな…   霧:全員揃って挨拶とは…大変だな   小:何事もなく終われば一番良いのですがね   猿:無理だろうね~(ため息)   ?:幸村様~!!(走って来て抱きしめ)   真:な、なっ…(顔真っ赤)   甚:鎌之助!幸村様から離れろ!!(刀所持して蹴飛ばし)   海:おや、いつの間に刀を…   霧:さっきの部屋にあった   小:気づいてたならとめてください   霧:私が止めると思うか?   海:貴方が止める訳ないでしょう   鎌:ッ~~(ぶっ飛ばされ)甚八、何するのよ!!   甚:幸村様が困ってたから助けただけだ   鎌:別に困ってないでしょ?!毎回、毎回、私と幸村様の時間を邪魔しないで!!   甚:それはお前の思いこみだろ!!ねぇ、海野さん   海:ええ。そうですね   甚:海野さんだってこう言ってんだろ!!   鎌:な!海野様を味方にするなんて卑怯よ!!   猿:…あのさ、二人ともそれくらいにしない?   甚・鎌:佐助(さん・様)は、黙って(ろ・て)!!   猿:はぁ~(ため息)   ?:何か騒がしいの~。まぁ、いつもの事じゃがな   ?:皆して何してるの?   霧:やはり来たんだな。晴海、伊三   伊:こんにちは。やっぱりって事は鎌之助に会った?   霧:寺に入って行くのを見かけた   晴:相変わらず騒がしいのぅ。皆して何しとるんじゃ?   十:よう、晴海、伊三。簡単に説明すると…(中略)…という訳だ   伊:それはまた、無謀な事を…今も収集つかなくなってるじゃない   晴:ま、儂等全員に挨拶をさせようというのが無謀じゃな~   真:佐助と小助が止めに行ったのだが…   霧:ああいう性格で性分だからな。ほっとけないのさ   伊:あ、甚八が刀抜いた。鎌之助も鎖鎌出してるよ…  
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