挨拶~前編~

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十:ありゃ、佐助が危ねぇな   晴:いくら、十勇士最強を誇る佐助でも、あやつら相手に本気ではいかんじゃろう   伊:才蔵、助け舟出してあげたら?   霧:そうだな…ん、この気配……私が助ける必要なさそうだ   十:え…なるほど。確かに手助け必要なさそうだな   海:甚八殿、気づいてないみたいですし…助けようがありませんね   鎌:覚悟しな!今日こそあんた倒して幸村様との甘~い時間を過ごす!!   小:それは無理だと思いますよ   甚:させるか!!二度とそんな気を起こさない様に叩き潰す!!   猿:仕事に支障出るし、部屋崩壊するからやめろって…   (二人とも武器構え)   ?:甚八、鎌之助…何をしている…   甚・鎌:も、望月(さん・様)!?(声のした方を向き)   猿:お、いい所に来てくれたな   小:どうにかなりそうですね   望:俺が作った武器で何をしてる…   鎌:えっと…   望:お前らの武器…敵を倒すために作ったはずだが?   甚:そ、その通りです   望:仲間内の喧嘩で武器は使うな…いいな   鎌・甚:は、はい。ごめんなさい   小:いつもあれくらい素直だと良いのですが…   猿:無理だろうね。それに、望月は滅多に怒らないから怖いんだろうし…ねぇ   霧:お疲れだね、二人とも   真:いつも済まぬな   望:海野…これが新しく改良した大筒の詳細だ(紙を投げ渡し)   海:あ、はい(受け取り)   十:試し打ちがまだなら、ぜひ一緒に行きたいんだが…良いか?   望:構わない。先程完成したばかりだからまた後日にするとして…皆揃ってどうかしたのか?   猿:あ~、実は…(中略)…という訳で皆で挨拶する事になったんだ   鎌:そうだったの。なら、丁度良い具合に帰って来たわ   望:…こんな大人数でどうやって挨拶するつもりだ?   晴:よろしくとだけ言って終わりじゃろ?   伊:せめて、名前と挨拶と何か一言は言おうよ   海:伊三殿ので良いと思いますよ   真:そうだな。では一人ずつ挨拶していくか   十:そんな長々と言わなきゃ、なんねぇのかよ   甚:全然長くないと思いますよ   霧:ここまで進めるに一苦労だったな   小:それでは、誰からいいます?   猿:幸村は最後として…誰か希望いるか~?
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