出会い

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よかった、バレなくて。 てか、また教科書見せてもらわないといけないじゃん。 どうしよ… そうだ!! 逆隣の人に頼めばいいんだ。 「ねぇ、教科書見せてもらっていい?」 「え?あぁーいいよ」 そういうと隣の男の子は親切に見せてくれた。 松本雅とは大違いだ!! 「名前なんて言うの?」 「岡田秦哉(オカダシンヤ) 秦哉でいいから」 「うん!よろしくね、秦哉。私のことも呼び捨てでいいよ」 「お、おう」 あれ、何か秦哉顔赤いような?? 熱でもあるのかな? 「顔赤いよ、大丈夫?」 「大丈夫だから、見んな」 「え、うん…」 それから私たちは気がなんか合っちゃって、ずっと話してた。 そして、あっという間に放課後になった。
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