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私と男の人の唇が重なってる…?
慌てて立ち上がろうとしたけど、周りには見えないように腕ががっちり掴まれてて動くことができない。
な、なんなの!?
「んっ…ん~~っ!!」
息が保たない私は、必死に抵抗してやっと離してもらった。
私は周囲の目が気になって、恥ずかしさのあまりその場から走り去った。
「はぁはぁ…」
体育館に着くと、クラスごとに整列してて私も自分のクラスの後ろにつく。
「どしたの?遅かったじゃん」
「あぁ…ちょっとトラブっちゃって」
ガイダンスが始まって先生が長々と説明してるけど、そんなのは全然耳に入らない。
理由は簡単。
さっきの男と、あのキスが頭からはなれないのだ。
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