出会い

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ありえない、ありえない、ありえなーい!!!! 何なの、あいつ? どんだけ人の唇を奪えば気が済むのよ。 キーンコーンカーンコーン やばっ、予鈴だ。 私は急いで教室に向かった。 「おかえり、用は済んだ?」 「え、あぁー一応済んだ……のかな??」 「何一応って。やっぱ伊梨亜っておもしろいね! で、どんな用だったの??」 「えっと…」 キスされてました。 なんて言えるわけない!! 「あのほら、私転校生だから、手続きとかそういう関係で先生に呼ばれてたの」 思わず嘘ついちゃった…。 ごめん!さくら。 「あぁーそうなんだ。大変だね」 「で、でしょ? あっ授業そろそろだよ」 「ホントだ。じゃあ後でね」   
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