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「オレ風呂行ってくるね♪」
食後の休憩もかなりとったあとで、陸は風呂に向かったらしかった。
「いってらっしゃい♪」
俺はとりあえずそぅかえした。
そのまま、部屋に戻り、ロングヘアーにするためにつけてきたウィッグを外した。
それからベッドに転がり、天井を見る。
タイミング…て難しいな。
いつ言えってんだょ。
30分後くらいしたころだろうか。
「さぁちぃー!!!風呂空いたよー!!!」
陸の声がする。
俺はウィッグをつけ直して、パジャマ変わりのトレーナーゃジャージを持つ。
「はぃーッ」
ともちろん声を出来るだけ可愛くして、返事をしてから脱衣場に向かった。
しかし…。
なんで、陸は呑気に髪乾かしてんだょ。
お前居るとこで、服脱いでみろ。
バレるじゃねぇか!!!
気ぃきかせろょ。
…と密かに喧嘩をうりながらも、落ち着いて言う。
「あー…。
陸が出ていくの、待ってるね♪」
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