+幸と陸+

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陸は案の定というか、固まってしまった。 それからようやく、ひとこと。 「えっと…。 何かの化石…………;」 あー。 反応に困ったんだぜ? これは;; 「半分正解…かな; ぅち、陸のために朝御飯作ろうと…!!!;;」 化石と言われても、違うとは言い切れないような見た目なので、半分正解だろ。 何かまだ言われるか、とも思ったが、陸は何も言わずに話を継いだ。 「お腹空いてたの? 嬉しいけど、もぅ絶対そんな危険なことやらないで;」 「ぅん。」 俺は、しっかり胸に誓いながら…て言えば大袈裟だけど;そのまま、ソファーに座りに行った。 朝食が出来上がったらしく、一皿ずつ丁寧に陸が持って来て、あっという間に食べ終えた。 「美味しかったぁ 陸の料理は絶品だね♪♪」 「有り難う」 と俺に礼を言った陸は、間髪入れずに 「そだ。まだ入学まで日にちあるけど、今日は校舎見に行かない? 休みだけど、先輩たちたくさんいると思うよ♪」 と、提案してきた。 今日は土曜日。 …探検……か?? 楽しそ…+゚。+.゚
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