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ふと、彼女が口を開く。
「ぅち、春間幸【ハルマ サチ】。」
「オレは相原陸。
ル-ムメ-トがこんな可愛い子で良かったよ♪」
自己紹介も終わり、もぅ晩御飯の時間。
「ここ、ご飯は手作りオンリーなんだ♪
幸は料理得意?」
「ぅ…。卵割るくらいなら出来るょ!!!」
恥ずかしそぅに、そぅいった。
「ぅん。じゃ、オレが料理担当でいぃわ。
好き嫌いあったら言って♪」
少し呆れたように、エプロンを着けながらオレが言う。
「じゃぁ、掃除はぅちに任せてね♪」
自分から言うくらい。
どぅやら、幸は掃除上手らしく、早速、残っていた教科書ゃ衣類の片付けも頼んでみたら、あっさりOK。
あー…。幸せ。
幸はオレの自慢の料理も全部残さず食べてくれた。
部屋に行ってみると段ボールは全て平らに潰されて、積み重ねられていた。
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