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「龍太ぁ!早く起きろゃ」
「あぁ💢わかってるよ」
「ならさっさと学校行け」
「わかったよ」
「さっさと行け」
「なんべんも同じ事ぬかすなボケぇ」
「なんだテメぇ親にむかって」
「んぢゃ行って来ます」
「おぉゴラ龍太ちっとまて おぃ」
バタン
俺の名前わ戸川龍太
北中三年の優等生
てのわ嘘で
髪わ金色
ピアスわ開けてる
制服わ長ランにズボンわボンタン
煙草と携帯わ必需品という
いわゆる不良だ
さっきのわ
親父
母親わ俺が小さいときに
死んだ
理由わ教えてくれなかった
多分俺が理由かと
俺が学校に行く時間わ
いつも昼
朝は苦手なんだなぁ
「戸川ぁ!」
「あぁん💢」
「お前いつになったら髪なおすんだ!」
「知らね!藁」
「笑ってんぢゃねぇ」
ボカッ
「痛ってぇ」
「うるせぇ」
「虐待だろ!藁」
「お前が原因だ」
こいつわ 担任の
藤田雄吾
何かと口煩い先生だが
スジがあっていぃ先生だ
俺がこの学校で
唯一 認める先生だ
藤田いがいわ
糞だ
「あ龍ちゃんおはよぉ」
「おぅ美紀」
「学校もっと早くこなくちゃ駄目だよ~」
「はぃはぃ」
「まったくぅ」
「お前わ俺の親か」
「え そぅだよ~藁」
「アホかっ」
「ぅん!」
「ははは」
こいつわ俺の好きな‥‥ゴホゴホ ぅぅん
幼馴染みの泉美紀
可愛い顔して
運動抜群
成績優秀の
優等生で
生徒会長やってる
またくだらない
一日が始まる
そぅ思っていた
あれが
おこるまでわ...
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