青春の高校時代☆

3/7
前へ
/530ページ
次へ
 話は少しそれるが、そもそも何で私が留学しようと騒いでたかと言えば、高校1年時に行った、短期のホームステイが原因なのだ。  私が住んでいる市は、姉妹都市と言って、アメリカにある、とある市と友好関係を結んでおり、お互いの市から毎年数名の学生が、市の代表として相手国にホームステイをしに行く。もちろん参加者になるには、それなりの試験をパスしなければならない。  そして高校1年の時、私は奇跡的に参加者に選ばれたのである。  他の合格者の人達も、大体は同世代だし同じ目的があってか、仲良くなるのに壁は無かった。先輩も後輩もないその関係は、正に本当の友達とも言えた。 そんな気の許せる仲間達と行くホームステイが、楽しくないハズがない。
/530ページ

最初のコメントを投稿しよう!

637人が本棚に入れています
本棚に追加