163人が本棚に入れています
本棚に追加
/521ページ
その瞬間…忠のなかで…何かが…切れた…
今までいくら悪口や陰口を言われても…教科書に落書きされても破かれても…起こらなかった感情が…友達が殴られて倒れたのを見た瞬間…一気にあふれて止まらなかった…
忠は無言で山下の頭を掴み足を架けて…そのまま地面に叩きつけ…そのまま引きずり回した…
我に返ると、忠はクラブの奴らに押さえられていた…
山下は頭を打ち付けたために意識が朦朧としていた…
忠は自分が無意識にしたことが恐くなった…
最初のコメントを投稿しよう!