僕は大切にされていたんだね

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そんな僕は世間で言う軽い『欝病』になっていたのかもしれない。   何をしても駄目。 得意のスポーツでも結局はテストぢゃないから駄目。  50メートル走で金賞を採っても僕は駄目な人間なのだ。   そんな僕はいつしか生きる気力さえ無くしていった。  そう、あの日の家族の言葉で…………。
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