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「あははっ!なんか童心に戻れた気がします」
楽しさの中にちょっとだけ嬉しさがあった。
壬生浪士組と言う組織に入って、今までの知識とはまた異なった知識が沢山。
まず浪士組の宿舎のことを屯所ということ。
浪士組の仕事は町の治安を守ることだとか…
ただ、最近は芹沢さんがもめ事を起こしてて大変だったみたいだけど…
あとは芹沢さんと近藤さんで派閥が割れ、芹沢一派が精忠浪士組と名乗っていたこと…
今までを振り替えって、自分がどれだけ浪士組を知らなかったかが痛いほど分かり、胸がちくりと傷んだ。
でも、それとまた違った浪士組を知れば知るほど自分との距離が近くなっていく感じがして、小さな優越感を感じていた。
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