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一通り山南さんと笑った後、山南がふとこちらを見て悪戯な笑みを溢す。
「さ、そろそろ教えてあげましょうか…」
急に声が小さくなって、聞き取ろうと必死に耳を近付ける。
「……あの近藤さんは近藤さんじゃありません。」
……………えっと?
「…………嘘ッ?!」
あまりの衝撃な事実に目を飛び出るくらい見開き、山南さんに聞き返す。
すると山南さんは唇に人差し指を当て「しーっ!」と周りに気を向ける。
「あ、ごめんなさい、、でもまた何で…」
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