54人が本棚に入れています
本棚に追加
「は…は、は、ははは。な、に言ってんのよ、紘人!ああもう、ほんとに。はずかしい!!」
「だから、どんな容姿になったって、柊は俺の嫁…になるんだろ?」
にやり という音が聞こえて来てもおかしくないないです。紘人くんは言いました。
「いや、えっーっと、だからね、その……」
「なんだよ、柊。ちゃんと言えって」
「………絶対、言わないっ!」
あらら、とうとう柊ちゃんが怒っちゃったようです。それも当然、最近毎日のように行われてることなのですからね。
柊ちゃんが紘人くんの買ってくるお菓子に文句を言っていると、結果的には紘人くんにやりこめられてしまう…しかも、柊ちゃんにしてみれば、とてつもなく恥ずかしい。
小さなころから主導権を握っていたのは柊ちゃんでしたから、とても悔しいのでしょう。
とは言っても、その後に紘人くんが柊ちゃんを鎮めて2人仲良く お菓子を食べるのですけれど。
仲良しでなによりです。
最初のコメントを投稿しよう!