14/16
前へ
/118ページ
次へ
奴は汚いものでも見るような目で、俺を見据える。 口元は、歪んだ笑みを浮かべたままで。 「様子が変?はっ、下等生物が何をぬかす」 「!?」 なんだ、昨日までと真逆だ。どうしたんだこいつは。 「お前どうしたんだよ。何かあったのか?」 「ああ、あったね。お前がゴミ以下の価値の人間に成り下がったってことが」 「…なんだと」  
/118ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1356人が本棚に入れています
本棚に追加