1356人が本棚に入れています
本棚に追加
「お前今、俺の様子が変だって言っただろ」
「言ったがそれがどうした。お前実際おかしいじゃないか」
「そう考える時点でもう駄目だってんだよ。結局、お前もお前の周りにいた奴等と一緒じゃねえか」
「……!」
「今までの俺の態度や言葉で、勝手に俺の性格決めつけてたんだろ?
だから今、俺が態度変えた途端 混乱してんだ」
「……違う、やめろ」
「違うことねーだろ?俺が来たその日にだって、
何も言わないってだけで怪しいとか、
後には神だなんだって思い込んでたじゃねえか。周りの奴等よりひでーよ」
「やめろ!やめろ、やめろ!」
「その周りの奴等のことだって、自分が勝手に そいつら信じないでいただけだろ?
分かって貰えない、そればっかで分かって貰おうなんてしなかったじゃねーか。
優しい言葉だけかけてくれる奴が真の理解者なのか?お前、甘えてるだけだろ」
「…っ、やめろぉぉぉ」
ガッ
最初のコメントを投稿しよう!