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───ジリリリリリリリ バンッ。 騒がしく鳴り始めた目覚まし時計を 壊しそうな程の勢いで止める。 だるい、起きたくない。 俺は朝が苦手なのだ。 でも学校には行かなくちゃいけない。 まだ半分閉じた目を擦りながら 布団から出る。 立ち上がると、右の方に何かの気配を 感じた気がした。 視線をそっちにやると、そこには。 知らない男が立っていた。  
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