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それから同じ様な日々が続いた頃…
小学6年生の時、東京と群馬の親戚の叔父達が俺の家に遊びに来ていた
何の話しをしていたか分からなかったが
爺さんが何時も通り暴れ出し婆ちゃんを殴り始めだした
恐かった俺は隣の部屋でふすまを閉めて
縮こまりながら様子を伺っていたら、急に叔父達が
「母さんを殴りやがって、お前見たいな親父病院に入れてやる!!」
怒鳴り声と共に俺はふすまを開けた時
二人の叔父に手足を持たれて車に引きずり込まされて行く爺さんの姿があった…
あんな恐かった爺さんが人形の様に病院に入院させられて行く姿は今でも脳裏から離れられない…
それからの爺さんは
病院を転々としながら死ぬまで病院暮らしになった…
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