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そんな婆ちゃんと二人で中学高の入学式に出た時…
あの時…
婆ちゃんは虫に喰われた穴の開いた服を来て入学式に来てくれた…
悔しくて人のいない校舎の中で涙を流していたと後から聞いた時
(そんなに内は貧乏なんだ…)と痛感した俺は中学に入って直ぐに高校に行くのを諦めようと決めた…
俺は中学生活が学生として友達と過ごす最後の3年間と決めて
後は働く覚悟をして過ごしていた…
部活は柔道部に入った…
その頃反抗期だった俺は、心の怒りや悩みをぶつける場所がなかった…
婆ちゃんにぶつける訳には行かないから…
格闘技をやれば発散出来ると思ったからだ…
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