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「お前 力のダチだよな…
お前も族仲間になるんか?…
まぁ力のダチじゃぁいいけどよ…」
俺は何も言い返えせないまま いつの間にか暴走族の一人になってしまった…
もちろん婆ちゃんには言える訳にはいかない…
心配なんか掛けられない…
その時から夜遅くに帰る時は
友達と勉強してるという事にしてごまかしていた…
暴走族に入って喧嘩をしてるというだけで…
周りの人の目も違って見えた…
暴走族に入ってるというだけで彼女も出来た…
俺はその娘に好きという気持ちはなかった…
彼女の友達の様子を見てると
暴走族の彼氏が居るというのが自慢だったらしい…
俺も彼女がいた方ががカッコイイんじゃないかと思ってたんだから同じだけど…
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