中学生時代

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中学2年のある時… 柔道部にいる暴走族の先輩の中で1番仲が良かった人に 「お前 ボクシングやらね…俺、族から抜けて、前からやってるボクシング一本でやりてぇから柔道もやめるわ…お前もやらねぇか?」 俺は族を抜ける時 族の決まりで 【シメられる】というのを知っていたので 「すみません、俺怖くて柔道部も族も抜けられません…」 と言った そんな俺に先輩は 「分かった…でもボクシングは部活終わってからも出来るし 集会(族の)ある時はジムには来なくていいからよ、どうせ練習生でいいんだから」 そう言い切られ俺は彼女に口止めをして貰い 力ちゃんにも他の先輩にも婆ちゃんにも内緒でボクシングジムに通う様になった…
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