ありがとう…

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その後… 学校とボクシングジムを何日か休んでいた先輩がひょっとジムに顔を出して来た… その顔と腕には包帯が巻かれていた そして俺に 「やっぱ族と柔道部いっぺんに辞めたのは やばかったわ…」 と言いながらジムのトレーナーさんに まだジムを休む事を説明していた… なんか、自分の好きな事を貫いて怪我をした先輩の姿が 物凄くかっこ良く見えた その頃の俺は 小学生の時いぢめられっ子だった頃から今は暴走族に入って周りから怖がられる事に調子に乗っていた… だから 余計 族もボクシングも柔道も中途半端にやっている自分が とても情けなく思えた… 婆ちゃんに対して申し訳なくてしょうがなかった… たが一ヶ月もたった頃… 族の【シメ】が怖いから辞めたくないと思うのとは別に 柔道とボクシングが楽しくなっていた事も確かだった…
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