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あの日の夜病院に婆ちゃんが連れて行ってくれた…
そして今までの事を全部話した…
そんな俺に婆ちゃんは
「いろいろな事出来てよかったなぁ…痛いか…それでもよかったなぁ」
それだけ言って黙っていた婆ちゃんの横で泣き続けた…
深夜の病院で親戚に又馬鹿にされるんだろうな…
先輩見たく慣れなくても好きな柔道とボクシングやって行こう…
痛みに耐えながら、寝ている婆ちゃんの横のベットで覚悟が決心に変わった事も覚えている…
次の日退院してから
一日学校を休んだ後、学校に行った…
授業が終わり柔道部に顔を出した…
族を抜ける事を言った先輩と力ちゃんが来ていた…
思わず目を背けた…
そんな俺に、拍子抜けと言うか、なんとも言えない顔をした先輩が
「オメエ本当に来たの?…
もちろん力とはしゃべんなよ
それと力と約束したしよぉ、オメエもう好きにしていいよ…
もう族の決まり果たしたしよ、柔道好きなだけやれや…」
本当?
力ちゃんとは口聞けなくなっちゃたけど
本当にこれで終わった…?
まだ、信じられずボーと 突っ立てた俺に柔道部の顧問の石井先生が
「お前、職員室に呼ばれてるぞ 行ってこい」
そう言われ…先輩達の冷たい視線の中、職員室に向かった…
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