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俺は、1番に親戚達の事を考えた…
俺を邪魔扱いして来た親戚に少しでも まともな所を見せられる…
そんな単純な理由だった…
それだけで充分だった…
俺は先生に感謝した…
思えば受験シーズンになるまで俺の奨学金の事を調べてくれていたんだと思うと感謝し切れない程…
そして俺は、ずっと諦めていた高校に行く事に決めた事情を婆ちゃんに説明した…
あの時…婆ちゃんは俺を抱きしめながら泣いていた…
ありがとう先生…
ありがとう力ちゃん…
ありがとう婆ちゃん…
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