プロローグ

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綺麗な星空だな…。 夜、寝転がって見る星は 何よりも綺麗だ、と俺は思う。 たまにこのお気に入りの 原っぱに来ては星を眺めている。 「星…綺麗ですね」 突然女の声がしてビックリしたが 空を見たまま返事をする。 「そうっスね。ここから見る星 スゲー好きなんスよ。」 「私もですよ。 空気も澄んでて…何よりも綺麗だな、 って思います。笑」 俺はおちついていて 透き通るような声だな、と思った。 「おい、龍!行くぞー!!」 浩太に呼ばれて 俺は女に小さく頭を下げると みんなの元へと走った。 真っ暗で全然顔が見えなかった―――。 .image=252230337.jpg
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