2人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
『あのさ、大田くん。用事がないなら私…』
『ま、まって下さい!』
おもわず山根さんの
腕をつかんでしまった。
どうしよう…
勢いでつかんじゃったけど
ますます言えなくなる。
いや、でも
今を逃したら…
『や、山根さん……!』
『な、なによ…』
「だ、だ、…!」
そこまでいいかけた時、産地直送の大根が僕の視界に入った
だからなんだッ!
「や、!山根さん!ぼく、ぼく!
大根が好きです!!!」
最初のコメントを投稿しよう!