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「おっ!晶ーー!!」
「マジで!?あっ、本当だ。晶ーー。」
部屋に入ってすぐに、二つの声が晶の耳に届いた。声の主は“吉田 紘季”と“走馬 勇也”だ。中学時代は晶を含めいつもこの三人で行動していた。
紘季は明るくいつも笑顔でクラスのムードメーカーだ。
勇也は三人の中では少々気が弱いが、やはり明るめな性格で、二人を少し抑制する係でもあった。
「久しぶりー!!」
晶は二人とハイタッチをして、二人の間の席に着いた。どうやら、晶が最後の様だ。『二十人』全員いる。
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