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『フフフフフフッ!……………ツナキ………ハ………オボエテ…………ナイ?…………ココノ………ソウコ………デ……………ナニ……ヲ………シタノカ……………ヲ。』
浩介はそういうと美術室の倉庫が開いた。
中から白い画用紙の上に赤色、いや黒色の方が近いかもしれないその色で
“キモい 死ね”
と荒々しく書かれていた。
紘季は思い出した。自分のした事を。この字を書くのに使ったのは浩介の血だ!!
赤色の絵の具が無いからくれ。と紘季は浩介に言って、いきなり浩介に彫刻刀を突きつけた。
そのまま倉庫に入って大きな画用紙を見つけて、浩介の指を切りこれを血で書いた。
『ミンナ………ヨロコンデ………タネ。………ダカラ…………ボクモ…………ヤル………ヨ………。』
こう言うと美術室の倉庫から、一メートル四方程の画用紙が出てきた。
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