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「晶ー。先生居ないし、お前が仕切って始めようぜ。」
紘季は言った。
「分かったよ。」
晶は腰を持ち上げ、皆を見渡した。
「いっよ!さすが晶!」
紘季が声をだすと皆も、「晶ー!」と声を出し拍手が響いた。
晶はリーダー格の自分を思いだしていた。そして、大きく口を開いた。
「皆ー!成人に成っても俺たちの絆は変わらねぇ!!これまでも。そしてこれからも、この絆が続くことを祈って
カンパーーイ!!! 」
簡単で荒い挨拶だが、彼らにはこれで良かったのだ。
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