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「こっ…………浩……介!?俺はこんなこと!?」
『アキラ………ト………イッショ………ヤッテ……ナイ………カラ………ヤラ………ナイデ?
ソ ン ナ コ ト ジ ャ ユ ル ス モ ノ カ ! ! !』
浩介は銀色の刃物を振りかざした。
「うがあ゙あぁ゙ぁ゙ぁ!!」
紘季の最期の叫びだった。
首から上下分かれる様に、切断された。
上は一メートル程飛んで、ガンッと音を立てて床に転がった。
下は力無くそのまま壁にもたれたままになった。
『フフフッ………ジャア…………ツナキ…………ノ………………………“アカイロ”……デ…………。』
浩介は紘季の飛んだ頭部に寄り髪の毛を掴んで画用紙の傍に行く。
ザッ ザーーッ
浩介は紘季の首の切断面を画用紙の上で滑らしてある文字を書いた。
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