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朝方になり、杏里が、私に話しかけてきた。
『そう言えば、千歳!!
今日は、仕事、休みなの?』
『うん❤
久々の2日間連続の休みだったから、杏里と飲もうと思ってたんだ!!
でも、それが、智生とやり直せることになって、
賢吾さんとも再会できて、もう、めちゃめちゃ幸せぇ~💓』
『そっかぁ!!喜んでもらえてよかったよ!!』
『ありがとう、杏里ちゃん!!
俺・・・千歳には、もう二度と会えないって思ってたから、すげぇ嬉しいよ!!』
智生は、そう言ってニコッと笑った。
すると、杏里は、智生の肩を叩いた。
『今度こそ、千歳のこと守ってあげてね!!
必ず、幸せにしてあげてね!!』
『ああ。分かってるよ!必ず幸せにするよ!!』
『あっ、そうだ!
久々に会ったっていうか・・・やり直したんだしさぁ・・・
デートしてくれば!?私も、そろそろ帰らないと彼に怒られるしさぁ・・・。』
『じゃあ、そうしよっかなぁ💓
明日から、仕事でなかなか会えないし・・・。』
私はそう言うと、微笑んだ。
すると、杏里はニコッと笑って頷いた。
『じゃあ、私、もう帰るね!
智生さん、千歳のこと泣かせたら許さないからね!!』
『分かってるよ!!』
『それじゃ、賢吾さん、また来るね!!』
杏里がそう言うと、賢吾さんは、優しく微笑み頷いた。
『送るよ、杏里っ!!』
私は、そう言って、杏里の腕にしがみついた。
すると、杏里は、ニコッと笑った。
『いいよ!今日は、1日、智生さんと一緒にいなよ!ねっ💕』
『・・・うっ・・・うん💓ありがとう💓』
私は、顔を真っ赤にしながら頷いた。
杏里は、優しく微笑みながら頷いた。
そして、帰って行った。
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