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最近は、私のデザインが結構気に入ってもらえて、
私にデザインを頼んでくれるお客様が多くなってきた。
ある晴れた日のことー。
『杏里~っ!!』
私は、大親友の八幡 杏里に抱きついた。
久々に仕事が休みになったので、会いに来たのだ。
『千歳!?どうしたの!?』
『仕事が、休みになったから、久々に遊ぼうと思ってさぁ!!』
『そうなの!?
じゃあ、ちょっと上がって待っててくれる!?』
『うん。分かったよ。』
杏里は、私を部屋に上げると、奥の部屋に入って行った。
私は、居間のソファーに座って待っていた。
しばらくすると、杏里が、奥の部屋から出てきた。
『お待たせ!!
あのね・・・千歳。
紹介したい人がいるの!!』
『紹介したい人!?誰!?』
私は、奥の部屋の扉に目をやった。
すると、背の高いかっこいい感じの男の子が立っていた。
私は、その男の子と杏里を交互に見た。
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