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夕方になり、他の人は帰り始めた。
私は、チラッと智生の方を見た。
すると、智生も私を見ていた。
そして、しばらく見つめ合いKissをした。
『さっきもだけど、久々にKissすると照れるね・・・!!』
『そうだな・・・!!』
智生はそう言うと、クスッと笑って、もう一度Kissをしてきた。
『愛してるよ、千歳!!』
『私も愛してるよ、智生!!』
お互いにそう言うと、照れてうつ向いた。
そして、私達は、また、しばらく、何も話さなかった。
ただ、波の音を聞いて幸せな時間を過ごしていた。
1時間くらいしてから、智生が立ち上がった。
『暗くなってきたし、そろそろ帰るか!!』
『うん。そうだね!!』
私はそう言うと、立ち上がりニコッと笑った。
そして、智生の手を握った。
智生は、私の手を握り返すと、駐車場の方に歩いて行った。
私は、智生の腕にしがみついて、歩いて行った。
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