❤5年ぶりのデート❤

12/19

176人が本棚に入れています
本棚に追加
/61ページ
私は、そんな智生を見て、《愛されてるんだなぁ!!》と感じた。 『ねぇ、智生・・・。』 『んっ!?』 『智生は、私のこと・・・すごく大事に想ってくれてたんだね!! ありがとう、智生!!』 『あっ・・・当たり前だろ!! 俺にとって、千歳は、一番大切な存在だから、 ずっと、お前を大事にしたいんだ!!』 『そっか・・・。 なんか・・・そんな風に言われると照れるよ・・・。』 私は、顔を赤くしてうつ向いた。 その後、私も智生もお互いに照れて、私の住んでるマンションにつくまでの15分間、一言も話さなかった。 智生は、マンションの前の駐車場に車を止めた。 『着いたよ!!』 『うん。ありがとう。 ねぇ、お茶でも飲んでゆっくりしてから、智生の部屋に行こう!!』 『そうだな。』 智生はそう言うと、車の鍵をとると、 車を降りて、助手席の方に来て、ドアを開けてくれた。 私は、車を降りると、ニコッと笑った。 『ありがとう、智生!!行こう!!』 『ちょっと待って!!』 智生はそう言うと、運転席の方に行って鍵を閉めた。
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!

176人が本棚に入れています
本棚に追加