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私は、そんな智生を見て、《愛されてるんだなぁ!!》と感じた。
『ねぇ、智生・・・。』
『んっ!?』
『智生は、私のこと・・・すごく大事に想ってくれてたんだね!!
ありがとう、智生!!』
『あっ・・・当たり前だろ!!
俺にとって、千歳は、一番大切な存在だから、
ずっと、お前を大事にしたいんだ!!』
『そっか・・・。
なんか・・・そんな風に言われると照れるよ・・・。』
私は、顔を赤くしてうつ向いた。
その後、私も智生もお互いに照れて、私の住んでるマンションにつくまでの15分間、一言も話さなかった。
智生は、マンションの前の駐車場に車を止めた。
『着いたよ!!』
『うん。ありがとう。
ねぇ、お茶でも飲んでゆっくりしてから、智生の部屋に行こう!!』
『そうだな。』
智生はそう言うと、車の鍵をとると、
車を降りて、助手席の方に来て、ドアを開けてくれた。
私は、車を降りると、ニコッと笑った。
『ありがとう、智生!!行こう!!』
『ちょっと待って!!』
智生はそう言うと、運転席の方に行って鍵を閉めた。
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