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そして、私のところに戻ってくると、私の手を握ってくれた。
私は、智生の手を握り返し、私と智生は、マンションの中に入って行った。
『なんか、すげぇ、懐かしいなぁ!ここ出たのお前が、妊娠するちょっと前だったよな!?』
『確か・・・そうだったね!!』
私と智生は、そう話をしながら、エレベーターに乗った。
『5年ぶりだけど、全然変わってねぇな・・・。』
『そう!?私ね、実は、智生の住んでた部屋にいるんだよ!!』
『えっ!?嘘っ!?』
『本当!!偶然ね、あの部屋が空いてたの!!
半年も前だったから、空いてないと思ったけど、
聞いてみたら空いてたの!!』
『そうなんだ!!』
いろいろ話している内に、エレベーターが、私の部屋の階の5階に止まった。
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