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『智生の部屋に泊まるの5年ぶりかぁ…。
本当に緊張するなぁ…。』
私は、そう呟きながら、何を持って行けばいいのか分からなくて、
とりあえず、明日の着替えと化粧品、それから、パジャマとハミガキ…フェイスタオル。
10分くらい迷って準備を終えると、リビングに出て行った。
すると、智生は、コーヒーを飲みながら、こっちを向いた。
『準備、終わったか?』
『うん。
じゃあ、智生の部屋に行こう❤』
『ああ。そうだな!!』
智生は、そう言うと、ニコッと笑い立ち上がった。
そして、コーヒーカップを台所に持って行ってくれた。
『あっ、ありがとう。』
私は、そう言ってコーヒーを飲むとおぼんと一緒に台所へ持って行った。
すると、智生が、コップを洗おうとしていたので、
私は、首を横に振った。
『洗わなくていいよ!そのままにしといて!!』
『えっ!?でも…。』
『いいから!早く智生の部屋に行こう❤ねっ❤』
『あっ…ああ。』
私は、智生の手を引っ張ってニコッと笑った。
そして、私と智生は、智生の住んでるマンションへ向かった。
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