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智生は、しばらく考えてから、ニコッと笑って頷いた。
『そう…だな。
ずっと、離れてたし、お互いのこと、ちゃんと分かりあってからじゃなきゃ、結婚しても上手くいかないよな!!
じゃあ、千歳…。』
『はい…。』
『俺と…結婚を前提にお付き合いして下さい…。』
智生は、運転しながら、顔を赤くして、そう言った。
私は、そんな智生の手を軽く握り締め頷いた。
『はい。喜んで!!』
私が、そう言って微笑むと、智生は、嬉しそうに笑った。
そして、ちょうど信号が赤になったので、私と智生は、見つめ合いキスをした。
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