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そして、そのまま、寝室に行き、5年間の想い、辛さをかき消すかのように、お互いを求め合った。
激しく愛し合った私と智生は、疲れていたのか、朝まで眠ってしまった。
私は、6時に、目が覚めたから、台所に行って、ご飯を炊き、味噌汁と野菜炒めを作った。
そして、7時に、智生を起こした。
「おはよう、智生♪」
「んっ…あっ…おはよう、千歳♪」
“智生の寝顔と寝起き、初めて見た♪
いつも、私が、先に寝て、智生の方が、先に起きてたからなぁ…。
なんか…すっごく、かわいい♪♪”
私は、心の中で、そう、呟きながら、クスッと笑った。
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