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そこには体つきも良い若者がいた
「貴方が誉れ高き項羽殿ですか!お会いでき光栄です。」
「うむ、それより俺に何か用でも?」
男は槍を構え
「一度私と一騎打ちをしてほしいのです。」
流石の項羽も驚いたが部下を呼び愛用の戟を持ってこさせ目についた兵に愛馬烏錐の手綱を持たせた
「兵が退屈してしまう。あまり長い時間を掛けてはおられぬからな。」
「少しで充分です!
ではっ!」
若者が項羽に突っ込む
激しい戦いが始まった
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