第1章

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「なぁ…新藤…先生を信じて話してくれないか…?」 また始まった… 最近いじめれている私… 新藤 美輝(シンドウ ミキ)に対して毎日のように担任が言ってくる… もう何百回と聞いたっけ? 『先生を信じて』かッ 信じるねぇ… なんで… あんたら教師なんて信じるの…? 今の時代頭ごなしに叱れば親が黙ってないじゃない そんな事 子供は皆知ってる。 だから子供は皆調子に乗る… 自分の立場が大切な教師 イジメを知っていても見ないフリ 止められないフリ 調子良いときだけ… “信じろ”とか言うな… 説得力ないよ…? “先生…?” いっそのこと何も言わずにほっといてよ… 「大丈夫です。」 美輝も美輝で“大丈夫”の一点張り… だってイジメの理由がかなり下らない… あれは… 3ヶ月くらい前だったかな…?
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