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玄関前で押された私。後ろの兄さんを軽く睨んでやったが、睨み返されたので、恐る恐るドアに手を掛ける。
つか、普通このドア開けんのってこの兄さんじゃね?
まあ、いいけど……って!いいのかよっ自分!!
ドアを開けるとそこは、深緑色。
ん??深緑……??
次の瞬間、私に物凄い衝撃が!!
「ぐはっ…っ!!」
な…な、何だ!?何が起こった!?
く、苦しいぞ……!!
「いらっしゃーい、我が家へ!亮ちゃーん♪ん?あれ?亮ちゃんは?」
「そこ」
「へ?」
どうやら私は誰かに、ものっスゴい力で抱き締められているようだ。
あの兄さんに指されている場所を見たその人物は、私をすぐ解放してくれたが、まだ私に引っ付いていた。
と言うより、すりすりしてる?
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