大学生活と呼び鈴

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母だった。 俺はとっさに嫌な予感がしたのを覚えている。 両親からは月に一回くらい俺の安否を気遣う電話がある。 ほとんど定期的とさえいえるその電話は昨日きたばっかりだ。 二日連続…そのちょっとした違和感に不思議とつっかかった。 家でテレビを見ていた俺はテレビの音量もそのままに電話にでた。 嫌な予感は的中した。
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