二ノ章~別れの夜~

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『失礼致します、若様』 「どうぞ」 部屋に戻ると同時に外から声がした。 父上の報せを持ってきた忍だろう。 『お館様がお呼びです。至急自室へとのことです』 「分かりました、すぐに参ります。焔、ちょっと行ってくるね」 焔「暫くは会えねぇんだ。心行くまで話してこい」 「うん」 焔に見送られて僕は呼びに来た忍と一緒に部屋を後にした。 .
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