三ノ章~新たなる旅立ち~

2/4

223人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ
晴「では景慧、体に気をつけるのだよ」 「はい、父上もどうかお元気で…」 翌朝、僕と焔は父上の用意してくれた船に乗るため港にやってきた。 港では沢山の町の人々や城のみんなが見送りに来てくれた。 『うぅっ……若様がこんなにご立派になられて……。この爺や、いつ天に召されても構いません!』 「爺や……;;そんなに泣かなくても……。それに爺やにはこれからも元気でいてもらわなくちゃ」 おいおいと泣く爺やに周りのみんなが笑っている。 僕がみんなと別れの言葉を交わしてる間、父上と焔は少し離れた所でなにか話している。 .
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

223人が本棚に入れています
本棚に追加