四ノ章・始~東の国・交わる刃~

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「ここが…瑞桔ノ国…」 辺りを見回すけれども至って普通の港だ。 特に特徴もない。 焔「景慧、姿映水鏡の反応はどうだ?」 「どうやらここで間違いないみたい。蒼い反応が強くなってる」 鞄から神羅帝に貰った姿映水鏡を取り出すと、真ん中にはめ込まれた水晶が青色に輝いて水面には青い龍の姿が映し出されている。 焔「早速捜そうぜ。一刻も早く全員を捜し出さなきゃならねぇんだからな」 「うん」 二人見合わせて頷くと、ここまで連れて来てくれた船の船頭に別れを告げて街中に向けて歩き出した。 .
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