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稟「流石は森羅万象を司る四神の一人。そう易々とはやられてはくれませんか」
焔「お生憎様だったな!俺に出会っちまったことがテメェの運の尽きだ!」
ギィン!!
焔と稟の剣がぶつかり合う。
稟「はあぁっ!」
焔「りゃあッ!!」
鈍い鉄のぶつかり合う音が何度も辺りに響く。
でも……。
稟「さっきまでの威勢はどうしたんですか?」
焔「チッ、一々煩せぇ奴だな!」
やはり雨が降り続く中での戦闘は焔にとってはかなりの負担があるらしく、少しずつ焔が押されて相手が有利になっていく。
熾『焔様…このままでは……』
複数相手に立ち回る熾火も、主人の力が大きな影響を及ぼしているのか形勢が不利になっていた。
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