四ノ章・中~強さと弱さ~
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焔「さぁ、日が完全に登った。中に戻るぞ。飯食って早速今日のこと話し合おうぜ」 陽の光りを背に受け、焔が僕にそっと手を差し出す。 「…………うん」 僕は深呼吸をして気持ちを落ち着けると顔を上げてその手に自分の手を添える。 握られた手は温かく、確かに強く僕と焔の心の奥も繋いだ気がした。 .
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